STATAを使った傾向スコア分析 I

STATAを使った傾向スコア分析のやり方です。ひとまず手を動かしてみるのも、理解の手助けになります。

データは以下のサイトのダミーデータを使います。tが治療、yがアウトカム、x1とx2が治療選択に影響を及ぼしうる変数です。
https://www.ssc.wisc.edu/sscc/pubs/stata_psmatch.htm

STATA13以上なら、do fileにコピーすればそのまま動くはずです(psmatch2をインストールする必要があるかもしれません)。

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set more off

use http://ssc.wisc.edu/sscc/pubs/files/psm, clear

***まずは一般的なコマンドを使ってみる***
***傾向スコアの作成法:その1***

logit t x1 x2
predict ps1

***治療群と非治療群で傾向スコアの分布を比べる:その1***

hist ps1, by(t)

***全く同じことが、以下のコマンドでできる***
***傾向スコアの作成法:その2***

pscore t x1 x2, logit pscore(ps2)

***治療群と非治療群で傾向スコアの分布を比べる:その2***

psgraph, treated(t) pscore(ps2)

***ここまでと同じ方法で傾向スコアを作成し、マッチングして治療効果を算出する***

psmatch2 t x1 x2, out(y) logit ties neighbor(1)

***STATA13以降であれば、新しいコマンドteffectsで、上記と全く同じ結果が得られる。***

teffects psmatch (y) (t x1 x2, logit), atet

exit



  • STATAを取り扱っているライトストーン社の資料

https://www.lightstone.co.jp/stata/files/psa01.pdf
https://www.lightstone.co.jp/stata/files/psa02.pdf
https://www.lightstone.co.jp/stata/files/psa03.pdf

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